③ 【素材のお取扱い上の注意・お手入れ方法】革製品のお手入れについて
革製品のお取扱いの注意事項
- 放熱器具の近くや、直射日光をさける
革は呼吸をしており、乾燥にとても敏感です。革の割れ、継ぎ目の切れを引き起こしますので、エアコンやストーブなどの極端な乾燥を避けてご使用ください。ドライヤーやアイロンなども同様に、近くに置かないようにしてください。
直射日光は革の変色やひびわれを引き起こすことがありますので避けるようにしてください。 - ホコリ・チリはこまめに取り除く
ホコリやチリは、革の呼吸をさまたげ、風合いを損ねる原因になります。1 週間に1回程度、掃除機などでやさしく吸い取るようにしてこまめに取り除いてください。 - 壁から少し離して置く
家具を壁にぴったりとつけてしまうと、カビが発生する原因となります。通気性を考慮して壁から10cm 程度離して置き、小まめに通気をしてください。
※ アニリン、セミアニリンレザーのお取扱いについて
アニリン、セミアニリンレザーのお取扱いについて、他の革製品のお取扱いに加え、特に下記の点をご注意ください。
- アニリンレザーはなめした後、染色のみで仕上げた最も高品質な革です。顔料を吹き付けたり、表面塗装などの処理はされておりません。革本来の自然な風合いを出していますので、とてもデリケートでもあるため、こまめな手入れが必要です。
- セミアニリンレザーは染色加工の後にごく薄く表面塗装をしております。アニリンレザーのように肌触りが良く、とても柔らかな状態を保ちつつ、ごく薄く表面塗装を施すことで、革の表面を保護し、一定の耐久性やメンテナンス性が得られている上質な風合いの革ですが、アニリンレザーと同様な取り扱いが必要です。
- 衣類・バッグなどの接触
アニリンレザーは独自の風合いを出すため、一般的な皮革製品に施される表面塗装がされておりません。衣類・バッグなどの接触や摩擦により、色移りの可能性がありますのでご注意ください。 - 紫外線(直射日光)や光を避ける
染料の特性上、光にあたると徐々に退色が起こります。退色を最小限に抑えるために、紫外線などの光をできるだけ避けるようにしてください。 - 引っかき傷・擦り傷
アニリンレザーは一般の革より柔らかい表面をもっており、傷がつきやすくなっています。一度ついた傷は元に戻すことができませんので、アクセサリー、キーホルダーなどの接触にご注意ください。
日常のお手入れ
1 週間に1 回程度は柔らかいブラシや掃除機でほこりやちりをこまめに取り除くようにしてください。
乾拭きは、柔らかい布で押しつけず、軽くほこりをさらう程度にしてください。長期間にわたる乾拭きは表面のほこりを革の毛穴に押し込んでしまう結果となりますのでご注意ください。
また、年2回くらいの割合で、家具専用の皮革クリームを薄くのばすように塗っておくと長持ちします。
乾拭きは、柔らかい布で押しつけず、軽くほこりをさらう程度にしてください。長期間にわたる乾拭きは表面のほこりを革の毛穴に押し込んでしまう結果となりますのでご注意ください。
また、年2回くらいの割合で、家具専用の皮革クリームを薄くのばすように塗っておくと長持ちします。
素材ごとのお手入れ
- アニリン、セミアニリンレザーについて
アニリンレザーは、革本来の風合いを大切にするために表面が塗装されておりません。またセミアニリンレザーは、表面塗装がごく薄いため、吸水率が高く、耐水性が弱くなっております。水ぶきはシミの原因になりますので、柔らかいブラシや掃除機でほこりやちりをこまめに取り除くようにしてください。 - 人工皮革・合成皮革について
お手入れは天然皮革に比べて簡単です。本革と同じように、日常のお手入れや、汚れたらすぐに対処することを心がけてください。
汚れてしまった時 汚れてしまった場合は、できるだけ早く対処することが大切です。汚れの種類に合わせてケアをしてください。
- 通常使用の汚れ
毎日の使用で少しずつついた汚れは、若干量の中性洗剤を混ぜた(3%~ 5%位)ぬるめのお湯で拭き取った後、きれいな水を固く絞った柔らかい布で拭いてください。漂白剤やシンナー、ベンジンなどは使用しないでください。
当社では、専用のクリーナーを用いたメンテナンスをおすすめしております。クリーナーは直接吹きつけるのではなく、柔らかい布などにつけてご使用ください。またクリーナーを使用する際は、必ず目立たない部分でテストをし、変色や風合いの変化などがないか確認をしてください。
※クリーナーの使用につきましては、製品に付属の使用説明書にしたがってお使いください。 - 液体・水濡れによる汚れについて
革は水分を吸うと、繊維が硬くなり色落ちや型崩れを起こしやすくなります。早めのお手入れを心がけてください。
柔らかい布で吸い取るように汚れを落とします。擦ったり押しつけたりして、 汚れを中に押し込まないでください。濡れた革は熱に弱く、ドライヤーやストーブでの高温の乾燥や、直射日光による乾燥は革の繊維の収縮変形変質につながり、修復が困難になるので避けてください。 - 食べ物や飲み物による汚れについて
水で濡らした柔らかい布で丁寧に拭き取ってください。その後に、きれいな水を固く絞った柔らかい布で拭いてください。
漂白剤やシンナー、ベンジンなどは使用しないでください。塩分の多い味噌汁や醤油などをこぼした場合は、あとで塩の結晶が表面に吹き出て白くなることがあるので特に念入りに拭き取ってください。この時強く擦ると表面を傷つけてしまいます。表面をたたくように汚れを落としてください。 - ボールペンのインクやマジックの付着について
ボールペンのインクやマジック、薬品などが付着すると落とすことができませんのでご注意ください。
ベンジンやシンナーを使用しないでください。革を傷めてしまうのはもちろん、色落ちの原因にもなります。
時間が経過してしまいますと汚れの浸透を防ぐことができません。
また、汚れてしまった場合は、できるだけ早く対処することが大切です。
また、汚れてしまった場合は、できるだけ早く対処することが大切です。
※ アニリン、セミアニリンレザーの汚れについては、特に下記の点についてご注意ください
アニリンレザーは、革本来の風合いを大切にするために表面が塗装されておりません。またセミアニリンレザーは、表面塗装がごく薄く、そのため吸水率が高く、耐水性が弱くなっております。
水ぶきはシミの原因になりますので、掃除機などでほこりを取除いてください。また、汚れが内部に浸透しやすく、一度汚れが内部に浸透してしまうとクリーニングで取り除くことができなくなります。
水ぶきはシミの原因になりますので、掃除機などでほこりを取除いてください。また、汚れが内部に浸透しやすく、一度汚れが内部に浸透してしまうとクリーニングで取り除くことができなくなります。
そこで家具専用の皮革クリームのレザープロテクションをして頂くことをおすすめいたします。
プロテクションクリームの効果により汚れの浸透を防ぐことができ、汚れを取り除くことができます。
プロテクションクリームの効果により汚れの浸透を防ぐことができ、汚れを取り除くことができます。
レザーマスターによるケア&メンテナンス
- 商品を購入してすぐのケアをおすすめします
商品をご使用になる前に、レザーマスターをお使いいただくことをおすすめいたします。
レザーマスターはレザーケア商品のトップメーカーであるユニタス社が開発を行っている、革製品のクリーニングと保護(防汚)・保革(保湿)を同時に行うキットです。 - 購入後、年2・3回の定期的なメンテナンスをおすすめします
4~6ヵ月に1 回の定期的なメンテナンスをしましょう。「ソフトクリーナー」で汚れた箇所をクリーニングした後、「レザープロテクションクリーム」で革の美しさを保護してください。
※ソフトクリーナー・レザープロテクションクリームの効果と使用方法は製品の取扱説明書をよく読み、予め目立たないところで試してからお使いください。
※アニリンレザーなどのアニリン仕上の革は、プロテクションクリームが浸透することにより色が濃くなる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※アニリンレザーなどのアニリン仕上の革は、プロテクションクリームが浸透することにより色が濃くなる場合がございます。あらかじめご了承ください。